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運搬車のタイヤの空気圧ってどのくらい?
自動車のタイヤの空気圧は、だいたいの目安が決まっています。
けれど、これが重い積載物を運ぶ運搬車だと、どうなるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
▼運搬車のタイヤの空気圧
運搬車のタイヤの空気圧を考える際は、いくつかのチェックポイントがあります。
■運搬車の筆頭と言えばトラック
物を運ぶ運搬車の筆頭と言えば、サイズが豊富にそろったトラックではないでしょうか。
トラックのタイヤの空気圧のチェックポイントは、トラックのサイズによって空気圧の最大値が変わることです。
以下にその数値をまとめました。
・小型トラック(1トン)…350から600kpa(キロパスカル=空気圧表示)
・小型トラック(3.5トン)…450から650kpa
・中型~大型トラック…700から900kpa
2つの空気圧の数値が存在するのは、高速道路を走行する際はタイヤの空気圧を高めに設定しなければならないからです。
空気圧が低いままで高速道路を走行すると、タイヤが「バースト」と呼ばれる現象を起こし、破裂してしまいます。
■適したタイヤの空気圧を確かめるには?
トラックの運転席のドアには、それぞれの種類のトラックに適した空気圧を記したステッカーが貼られています。
この表示のことを「車両指定空気圧」と言い、0から+80kpaの範囲ならOKです。
重い積載物を運ぶ際は、運搬物の重さがタイヤに加わりますので、タイヤの空気圧も高めにすることがよくあります。
タイヤの空気圧が高めだと燃費が良くなりますので、一般道を走る場合でも、大きなトラックは高めに設定していることが多いのではないでしょうか。
▼まとめ
運搬車の筆頭とも言えるトラックのタイヤの空気圧は、それぞれのトラックのドアに記されています。
正しい空気圧に保てばタイヤが長持ちしますし、燃費も良くなって一石二鳥ですね。
愛媛県新居浜市で重機による作業を手掛けている弊社では、クレーン車による作業に実績があります。
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