コラム
Column
クレーン作業中に使うフックの種類とは
クレーンで荷物を吊り下げる時、先端には「フック」が必要です。
フックは1種類ではなく、用途に合わせていろいろなものが使われているんですよ。
今回はクレーン作業に使うフックの種類について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼クレーン用のフックの種類
クレーン作業で使用するフックには、主に以下のようなものがあります。
■アイフック
アイフックは別名「重量フック」とも呼ばれます。
かけ外しがしやすいので、玉掛け作業などによく使われています。
■スイベルフック
スイベルフックは、アイフックとは異なり360°回転するのがポイントです。
吊り下げ時にロープがねじれてもすぐに元に戻せるのが利点です。
■ファンドリーフック
太いロープを使う時は、口の大きいファンドリーフックが使われます。
ラッチの有無が選べる点も魅力です。
■ラッチロック式フック
こちらのフックはラッチが自動的にロックされるため、不用意に外れる心配がありません。
フック部分も大きく開くため、太いロープでもスムーズにかけられます。
■Jフック
Jフックはその名のとおり、「J」型の形状をしています。
アイフックやファンドリーフックにはかからないような物品の吊り下げ時に利用します。
▼まとめ
クレーンでの作業中に使うフックには、アイフックやスイベルフックなどいろいろな種類があります。
どれを選ぶかによって荷物の扱いやすさにも差が出ますから、フックを選定する能力も作業員にとって大切な能力と言えるでしょう。
久保重機にも優秀なクレーンオペレーターが所属しており、適切なフックを採用しながら安全管理に努めています。
スムーズに荷物を運ぶことが可能ですので、クレーン作業が必要な方はぜひ弊社にご相談ください。